「LAST BLOOD」を観ました
「LAST BLOOD」を観ました
今迄GEOのアジア映画コーナーをいくら捜しても見つからなかった実写版「BLOOD THE LAST VAMPIRE」のDVDでしたが、ハリウッド映画のアクションコーナーで発見しました。
椿様のおかげです、ありがとうございました!
続きからはネタバレです。
★★ポチッと押してweb拍手を送る★★
原作のアニメに似せている場面もあれば、日本人視点だとチョット笑っちゃうようなオリジナル設定もあった実写版でした。でもサヤの「血」が毒になるって設定は残して欲しかったなぁ……。ただ斬って血がドバーーッ! でオシマイではつまらないゾ。あぁ、CG処理が面倒か。
原作と違う主な設定は翼種→オニ、翼種の女王→オニゲン オニが発生したのは応仁の乱(1467)の頃で、当時オニを食い止めていたのがカトーキヨマサ(爆)。サヤはオニゲンとキヨマサの主君(秀吉??)との間に生まれた児で、父は母に殺されサヤはキヨマサに育てられた……と。そしてサヤは300歳って、応仁の乱の頃に生まれたなら本当は500歳でしょ?? 関が原ならともかく。
冒頭の電車シーンは原作アニメと同じでしたね。で米軍基地って設定も……関東と沖縄の違いはあったけど。原作ではアリスに運転させて基地の滑走路で飛び立つヘリを追う翼種を斬るシーンで終わったけど、この実写版ではココからオリジナルで盛り上がった。
サヤの回想シーン。サヤは人間としての幸せを掴みかけていたが、愛する男を喰い殺してしまった。更には育ての親のキヨマサはオニ(忍者装束)に襲われて多勢に無勢でその命は風前の灯。サヤが助けに行ったけどキヨマサは命がけでオニの隊長(?)を羽交い絞めにするとサヤに止めを促した。しかし訳の分らない大技を仕掛けたばかりに左眼を潰すことしか出来なかった。フツーに斬れば殺せたのに。
サヤはアメリカの組織に身を置いてキヨマサを殺したオニと父を殺したオニゲンを倒すのを目的としてた………でOKですよね?
サヤはオニとのハーフたけど傷の治りが遅い。一瞬目が赤く光る設定の意味が不明。
同行すると言い張るアリスの運転する車でオニゲンの棲む場所に向うと翼付きオニが出現。アメリカのホラー映画のように、何もできないアリスは悲鳴をあげてばかりで役立たず。それでもオニを倒したかと思ったら谷底に堕ちて。気が付けばソコがオニゲンの住む場所だった。なんか「ラストサムライ」の集落みたい。
オニゲン=サヤの母親@小雪。その絶大なオニの力でサヤを圧倒するも、隙をつかれてアリスに鍬だか鋤だかで刺されてしまいました。う~ん、ここもアメリカのホラー映画テイストね。 おかげで優位に立ったサヤはオニゲンに止めを刺し、アリスの気が着いた時には姿を消していたのでした。
基地の将軍だったアリスの父は「組織」に殺されましたが、大きな力によって側近に殺されたってコトになってしまってました。部隊が日本なだけで、米国内のイザコザだしね。でも日本のオニに米国が関わった理由は原作と同じく不明なままだった。
◆感想◆
「ラスト ブラッド」って題名の意味が判らないままの映画でした。原作は小夜が女王の血を引く最後の生き残りって意味だったようだけど、原作でのサヤの「血」が翼種にとって毒だという設定が実写版には無いからただのスプラッターで血がドバーーーッッな意味としか受け取れないよね。
他には、あぁ、日本語が上手だったなぁとか。翼種…じゃないオニの姿がチンチクリンでゴブリンみたいだったなぁとか。オニゲンが「ぬら孫」の羽衣狐みたいだったなぁとか程度しか思いつかない。
つまりは、あまり面白くなかったのでした。(スミマセン、スミマセン)
当初考えた人たちの間で「BLOOD」は伝奇モノと吸血鬼モノを合わせて「小夜という女の子が日本刀を持って戦う物語」なのでどんな時代に現れても良いし、誰が作っても良いっていうルールだったそうです。それに照らせばズレてはないですけどね。
さて、CLAMP版BLOOD「BLOOD-C」の1話でも観よーっと。
今迄GEOのアジア映画コーナーをいくら捜しても見つからなかった実写版「BLOOD THE LAST VAMPIRE」のDVDでしたが、ハリウッド映画のアクションコーナーで発見しました。
椿様のおかげです、ありがとうございました!
続きからはネタバレです。
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原作のアニメに似せている場面もあれば、日本人視点だとチョット笑っちゃうようなオリジナル設定もあった実写版でした。でもサヤの「血」が毒になるって設定は残して欲しかったなぁ……。ただ斬って血がドバーーッ! でオシマイではつまらないゾ。あぁ、CG処理が面倒か。
原作と違う主な設定は翼種→オニ、翼種の女王→オニゲン オニが発生したのは応仁の乱(1467)の頃で、当時オニを食い止めていたのがカトーキヨマサ(爆)。サヤはオニゲンとキヨマサの主君(秀吉??)との間に生まれた児で、父は母に殺されサヤはキヨマサに育てられた……と。そしてサヤは300歳って、応仁の乱の頃に生まれたなら本当は500歳でしょ?? 関が原ならともかく。
冒頭の電車シーンは原作アニメと同じでしたね。で米軍基地って設定も……関東と沖縄の違いはあったけど。原作ではアリスに運転させて基地の滑走路で飛び立つヘリを追う翼種を斬るシーンで終わったけど、この実写版ではココからオリジナルで盛り上がった。
サヤの回想シーン。サヤは人間としての幸せを掴みかけていたが、愛する男を喰い殺してしまった。更には育ての親のキヨマサはオニ(忍者装束)に襲われて多勢に無勢でその命は風前の灯。サヤが助けに行ったけどキヨマサは命がけでオニの隊長(?)を羽交い絞めにするとサヤに止めを促した。しかし訳の分らない大技を仕掛けたばかりに左眼を潰すことしか出来なかった。フツーに斬れば殺せたのに。
サヤはアメリカの組織に身を置いてキヨマサを殺したオニと父を殺したオニゲンを倒すのを目的としてた………でOKですよね?
サヤはオニとのハーフたけど傷の治りが遅い。一瞬目が赤く光る設定の意味が不明。
同行すると言い張るアリスの運転する車でオニゲンの棲む場所に向うと翼付きオニが出現。アメリカのホラー映画のように、何もできないアリスは悲鳴をあげてばかりで役立たず。それでもオニを倒したかと思ったら谷底に堕ちて。気が付けばソコがオニゲンの住む場所だった。なんか「ラストサムライ」の集落みたい。
オニゲン=サヤの母親@小雪。その絶大なオニの力でサヤを圧倒するも、隙をつかれてアリスに鍬だか鋤だかで刺されてしまいました。う~ん、ここもアメリカのホラー映画テイストね。 おかげで優位に立ったサヤはオニゲンに止めを刺し、アリスの気が着いた時には姿を消していたのでした。
基地の将軍だったアリスの父は「組織」に殺されましたが、大きな力によって側近に殺されたってコトになってしまってました。部隊が日本なだけで、米国内のイザコザだしね。でも日本のオニに米国が関わった理由は原作と同じく不明なままだった。
◆感想◆
「ラスト ブラッド」って題名の意味が判らないままの映画でした。原作は小夜が女王の血を引く最後の生き残りって意味だったようだけど、原作でのサヤの「血」が翼種にとって毒だという設定が実写版には無いからただのスプラッターで血がドバーーーッッな意味としか受け取れないよね。
他には、あぁ、日本語が上手だったなぁとか。翼種…じゃないオニの姿がチンチクリンでゴブリンみたいだったなぁとか。オニゲンが「ぬら孫」の羽衣狐みたいだったなぁとか程度しか思いつかない。
つまりは、あまり面白くなかったのでした。(スミマセン、スミマセン)
当初考えた人たちの間で「BLOOD」は伝奇モノと吸血鬼モノを合わせて「小夜という女の子が日本刀を持って戦う物語」なのでどんな時代に現れても良いし、誰が作っても良いっていうルールだったそうです。それに照らせばズレてはないですけどね。
さて、CLAMP版BLOOD「BLOOD-C」の1話でも観よーっと。
by mayoi-maimai
| 2011-08-11 15:39
| 雑記
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