大王世宋 第78話「最初の試練」
世子の試練とユン・フェの死。
世子・ヒャンがマルリの要求を断ったことで、マルリは世子妃の不貞を重臣たちや儒生たちに暴露。儒生たちは世子の資質を問う座り込みを始めます。日本人の感覚としては、言いふらす人間の方が破廉恥で役人の資質に欠けてると思うんだけどな。

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世宗は今回の始末の全てを世子に任せることにしました。見守る方も辛いですね。
世子はマルリを抑える方法をチョン・マルセンに教えを請います。見返りは出世ではなく、現王より良い朝鮮の未来だそうです。世子に興味を示すマルセン。正攻法のマルリとは違い汚い手も使うと予め世子に断ります。
先ずは世子妃にファン・ヒたち重臣に自分を廃妃にするよう上奏して欲しいと直訴をさせました。別れを告げる世子妃に世子は「初めて会った時の気の強い世子妃が自分は嫌いではなかった」と、ようやく自分の気持ちを告げたのでした。今となっては遅過ぎだけどネ。
マルリは重臣たちに、世子への政務代行は王が文字創生事業をする為に時間が必要だからだ、とバラしますが、マルセンが「王は病で療養が必要だからだ」と医務官を伴ってデッチあげます。なんか、世宗とマルセンがイイ感じなんですけど? 昨日の政敵は今日の忠臣??
座り込み中の儒生に、酒の呑み比べを申し出る世子。自分が勝ったら座り込みは解散、負けたら世子の座から降りるというものです。大酒呑みの儒生相手に不利な世子ですが、精神力で呑み続けて見事に勝利したのでした。
未だ何もしていない自分に、機会を与えて欲しいと熱く語る世子に儒生たちは心を動かされたようでした。
朝鮮の言葉には漢字では表現できない言葉が多いと考えている世宗は、詩の研究をしている人物を文字創生のメンバーに加えました。ユン・フェとシン・スクチョンの推薦です。穏やかな日々の中、ユン・フェにずっと傍に居て欲しいと言う世宗。ユン・フェは微笑むだけで答えませんでした。
文字の秘密の研究室で居眠りをしている世宗に自分の官服をかけてあげるユン・フェ。その時猛烈な肝臓の痛みが彼を襲い、意識も朦朧となりそのまま亡くなってしまいます。目を覚ました世宗は、冷たくなったユン・フェを発見、悲しみに暮れるのでした。
葬儀の時に初めて1年前からユン・フェの病状が良くなかったことを知る世宗。シン・スクチョンが預かっていた手紙を読むと未だ忠寧大君だった頃からの思い出が胸に押し寄せて来て、号泣するのでした。
本当に泣き虫な王様です。でも、これで大君時代からの腹心の部下はオム尚膳しか居なくなってしまいました。
次回 第79話「王の涙を量る器」
世子・ヒャンがマルリの要求を断ったことで、マルリは世子妃の不貞を重臣たちや儒生たちに暴露。儒生たちは世子の資質を問う座り込みを始めます。日本人の感覚としては、言いふらす人間の方が破廉恥で役人の資質に欠けてると思うんだけどな。

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世宗は今回の始末の全てを世子に任せることにしました。見守る方も辛いですね。
世子はマルリを抑える方法をチョン・マルセンに教えを請います。見返りは出世ではなく、現王より良い朝鮮の未来だそうです。世子に興味を示すマルセン。正攻法のマルリとは違い汚い手も使うと予め世子に断ります。
先ずは世子妃にファン・ヒたち重臣に自分を廃妃にするよう上奏して欲しいと直訴をさせました。別れを告げる世子妃に世子は「初めて会った時の気の強い世子妃が自分は嫌いではなかった」と、ようやく自分の気持ちを告げたのでした。今となっては遅過ぎだけどネ。
マルリは重臣たちに、世子への政務代行は王が文字創生事業をする為に時間が必要だからだ、とバラしますが、マルセンが「王は病で療養が必要だからだ」と医務官を伴ってデッチあげます。なんか、世宗とマルセンがイイ感じなんですけど? 昨日の政敵は今日の忠臣??
座り込み中の儒生に、酒の呑み比べを申し出る世子。自分が勝ったら座り込みは解散、負けたら世子の座から降りるというものです。大酒呑みの儒生相手に不利な世子ですが、精神力で呑み続けて見事に勝利したのでした。
未だ何もしていない自分に、機会を与えて欲しいと熱く語る世子に儒生たちは心を動かされたようでした。
朝鮮の言葉には漢字では表現できない言葉が多いと考えている世宗は、詩の研究をしている人物を文字創生のメンバーに加えました。ユン・フェとシン・スクチョンの推薦です。穏やかな日々の中、ユン・フェにずっと傍に居て欲しいと言う世宗。ユン・フェは微笑むだけで答えませんでした。
文字の秘密の研究室で居眠りをしている世宗に自分の官服をかけてあげるユン・フェ。その時猛烈な肝臓の痛みが彼を襲い、意識も朦朧となりそのまま亡くなってしまいます。目を覚ました世宗は、冷たくなったユン・フェを発見、悲しみに暮れるのでした。
葬儀の時に初めて1年前からユン・フェの病状が良くなかったことを知る世宗。シン・スクチョンが預かっていた手紙を読むと未だ忠寧大君だった頃からの思い出が胸に押し寄せて来て、号泣するのでした。
本当に泣き虫な王様です。でも、これで大君時代からの腹心の部下はオム尚膳しか居なくなってしまいました。
次回 第79話「王の涙を量る器」
by mayoi-maimai
| 2009-12-22 01:49
| 大王世宗【終】
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