『王女の男』 24話(最終話)
最終話を視聴する前は「王女の男」ってシェークスピアの「ロミオとジュリエット」みたいな悲恋話って聞いていたので、ラストが主人公死亡ENDでも絶対に泣かないだろうなぁと思っていました。しかし結末を観たら泣いてしまいました。
何故なら、「善徳女王」のトンマンとピダムがこんな結末を迎えていたらどんなに救われただろうか…という心持ちになったからです。
だって、スンユの長髪な恰好がどうしてもピダムを彷彿とさせるのだもの………。
以下はネタバレバレなので、楽しみを先にとっておきたい方はご注意下さい。
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スンユと再会したセリョンはミョンの作戦を伝えます。そして拠点に連れて行くとイ・シエたちにスンユはセリョンを「自分の妻」と紹介しました。
馬で飛び出したセリョンが官軍に見つかっていたと聞いたスンユは、直ぐに攻めてくるだろうと推測して作戦を立てます。
その推測通りに責めてきたミョン以下官軍を撃破したスンユ。ミョンの側近ジャボンもミョンを庇って討死。しかし次の戦いは最大の規模になるだろうとのとでセリョンや他の女性たちを戦場から離すことにします。
セリョンのみすぼらしい姿を見て離れていた間の苦労を労うスンユ。セリョンは迎えに来てくれることを信じて耐えてきたのだと語るのでした。
スンユ&イ・シエ軍と激突するシン・ミョン軍。後方に控えているハン・ミョンフェ軍はスンユとミョンがガチで剣を交えている時を好機と捉え、ミョンを犠牲にしても構わないと矢を射掛けます。今は敵でも矢に当ったミョンを助けようとするスンユ。そんなスンユの行動に以前のチョン・ジョンとスンユと自分の親友時代を思い出すミョン。ミョンはジョンとスンユの存在が自分を惨めにさせていたのだ…と真意を吐露し、でも最後には射掛けられる矢から身を呈してスンユを守り「先にジョンに会いに行く」と言って戦場に散ったのでした。
息子ミョンの戦死の知らせに、さすがのシン・スクチュも気落ちした様子。しかし世祖はミョンは役目を果たせなかったが、戦場で死ねたのは名誉なことだと薄情とも思える言葉をかけただけでした。
更に都から援軍が送られてくるだろうとの推測から、スンユは手薄になった都に戻って騒ぎを起こそうとして咸吉道を離れます。
セリョンは王妃によって身分を回復されたキョンヘ王女が住む僧法寺に身を寄せます。そこでスンユの子を身籠っていることに気付くのでした。………って、今まで馬に乗ったり長距離歩いたりしてたのに無事だった胎児がスゲーんですけど!! それにたった一晩で!!??
世祖は夢に出てきた上王(端宗)が流した涙が落ちた左手の甲から皮膚病が始まりました。王妃の提案でウィギョン世子の弔も兼ねて僧法寺に参ります。
イ・シエは裏切り者のせいで捕まったとのことで、スンユに「大望を果たすように」との伝言を残していました。
世祖が宮殿を出た事を好機と捉えたスンユは単独で寺での暗殺を計画します。そして自分が死んでも、世祖が死んでも傷つくであろうセリョンを思って兄貴分のソクチュにセリョンの今後を託すのでした。そして、実は皆が自分に遺志を継いて欲しいと望むことが重荷になっていたと告白し、もう荷を降ろしたいと本音を吐露したのでした。
僧法寺に着いた世祖と王妃に妊娠中のセリョンを会わせたくないキョンヘ王女でしたが、呆気なくセリョンの妊娠がバレてしまいます。夜になり世祖が本堂で祈祷していると忍び込んだスンユが現れて刀を首に突きつけ、斬ろうと剣を振り上げた時にセリョンが身籠っていると聞かされて一瞬躊躇。それが災いして親衛隊に捕まってしまったのでした。
ボロボロ状態のスンユに世祖は「命乞いをし、詫びをして自分を王と認めるなら三人(スンユとセリョンとお腹の子供)の命を救おう」と提案しますが聞き入れません。スンユの子の妊娠を知って激怒した世祖によって部屋に閉じ込められていたセリョンは“虫の知らせ”で駆けつけて庇いますが、処刑が翌日に延びただけでした。
お腹の子供の為にも一時の恥だと割り切って命乞いをするようにセリョンにスンユを説得させようとする王妃とキョンヘ王女。二人の説得に号泣したセリョンを牢に連れて行きスンユに会わせます。翌日の処刑を待たなくても死にそうなスンユにセリョンは命乞いの説得などせずに思うがままにさせて、そしてスンユと一緒に自分も逝くとの決意を語るのでした。
チョ・ソクチュ以下妓楼の仲間たちはスンユとセリョンの墓に参り、一緒に死んだ二人があの世で幸せに暮らしているだろうことを願うのでした。
数年後、皮膚病が悪化しつつある世祖が温泉での湯治をするというので王妃も同行することに。内密で最小限の供の者と湯治場に向う途中で世祖は女の子と手を繋いで歩いているスンユに瓜二つな男を見かけました。男は目が見えないらしく、驚きの表情の世祖の乗った輿の直ぐ傍を通っても気付きませんでした。
実は、王妃がスンユは獄死しセリョンは自害したので一緒に埋葬したから静かに眠らせてやって下さい、と世祖に嘘の報告をして逃がしていたのでした。
自分に反抗的な言動ばかりだったとはいえ、娘の死の知らせにショックを受ける世祖。王妃の「せいせいしましたか?」との皮肉に涙していました。
穏やかに幸せそうに暮らしているセリョンとスンユ(と侍女数名)の姿を木の影から眺めた世祖は満足そうに微笑み、機転をきかせた王妃に感謝して安心したような表情をするのでした。
“情とは一体何かと世に問うてみた”
“私はこう答える”
“何のためらいもなく 生死を共にさせるもの それがまさに情だと”
-END-(微修正しました)
幸せそうに暮らしているスンユとセリョンと娘の姿が、妄想の中のトンマンとピダムに重なって泣けてしまいました。全てはスンユの「長髪」がいけないんだ!!! ピダムに重なって仕方が無い!!!(←逆ギレ)
さてさて、結末は見たけど残っている4話分も観ましょう。どうせ魯山君復位事件の死六臣の処刑とか、魯山君の流罪とか処刑(?)とかなんだろうけどーーー。モチベーション↓↓(チョ
それにしても、ヨムジョン(違)が死六臣(?)のイ・ゲ役をしてて、「ペク・ドンス」でも義に厚い役だったりで、“ヨムジョン”のイメージが強い私としては微妙…………です。
スヤン大君@世祖役のキム・ヨンチョルさん。「大王世宗」で太王バンウォン役をしてましたが、その時の衣裳を使い回してませんでしたかぁ?? 私室に居る時の衣裳が多彩でした! 王様が真鍮の酒器を使うなどと、他所で制作費を節約しているとは思えない衣裳の種類でした。
他の番組の朝鮮王朝の王様って、何時如何なる場面でも龍の刺繍の入った王様服しか着てなかったのですが「大王世宗」のバンウォンは私室では多彩な色や柄の服を着てたと記憶してます。きっと私の大勘違いなのですけど、何となく再利用したのかなぁ……なんて思ってしまいました。
何故なら、「善徳女王」のトンマンとピダムがこんな結末を迎えていたらどんなに救われただろうか…という心持ちになったからです。
だって、スンユの長髪な恰好がどうしてもピダムを彷彿とさせるのだもの………。
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馬で飛び出したセリョンが官軍に見つかっていたと聞いたスンユは、直ぐに攻めてくるだろうと推測して作戦を立てます。
その推測通りに責めてきたミョン以下官軍を撃破したスンユ。ミョンの側近ジャボンもミョンを庇って討死。しかし次の戦いは最大の規模になるだろうとのとでセリョンや他の女性たちを戦場から離すことにします。
セリョンのみすぼらしい姿を見て離れていた間の苦労を労うスンユ。セリョンは迎えに来てくれることを信じて耐えてきたのだと語るのでした。
スンユ&イ・シエ軍と激突するシン・ミョン軍。後方に控えているハン・ミョンフェ軍はスンユとミョンがガチで剣を交えている時を好機と捉え、ミョンを犠牲にしても構わないと矢を射掛けます。今は敵でも矢に当ったミョンを助けようとするスンユ。そんなスンユの行動に以前のチョン・ジョンとスンユと自分の親友時代を思い出すミョン。ミョンはジョンとスンユの存在が自分を惨めにさせていたのだ…と真意を吐露し、でも最後には射掛けられる矢から身を呈してスンユを守り「先にジョンに会いに行く」と言って戦場に散ったのでした。
息子ミョンの戦死の知らせに、さすがのシン・スクチュも気落ちした様子。しかし世祖はミョンは役目を果たせなかったが、戦場で死ねたのは名誉なことだと薄情とも思える言葉をかけただけでした。
更に都から援軍が送られてくるだろうとの推測から、スンユは手薄になった都に戻って騒ぎを起こそうとして咸吉道を離れます。
セリョンは王妃によって身分を回復されたキョンヘ王女が住む僧法寺に身を寄せます。そこでスンユの子を身籠っていることに気付くのでした。………って、今まで馬に乗ったり長距離歩いたりしてたのに無事だった胎児がスゲーんですけど!! それにたった一晩で!!??
世祖は夢に出てきた上王(端宗)が流した涙が落ちた左手の甲から皮膚病が始まりました。王妃の提案でウィギョン世子の弔も兼ねて僧法寺に参ります。
イ・シエは裏切り者のせいで捕まったとのことで、スンユに「大望を果たすように」との伝言を残していました。
世祖が宮殿を出た事を好機と捉えたスンユは単独で寺での暗殺を計画します。そして自分が死んでも、世祖が死んでも傷つくであろうセリョンを思って兄貴分のソクチュにセリョンの今後を託すのでした。そして、実は皆が自分に遺志を継いて欲しいと望むことが重荷になっていたと告白し、もう荷を降ろしたいと本音を吐露したのでした。
僧法寺に着いた世祖と王妃に妊娠中のセリョンを会わせたくないキョンヘ王女でしたが、呆気なくセリョンの妊娠がバレてしまいます。夜になり世祖が本堂で祈祷していると忍び込んだスンユが現れて刀を首に突きつけ、斬ろうと剣を振り上げた時にセリョンが身籠っていると聞かされて一瞬躊躇。それが災いして親衛隊に捕まってしまったのでした。
ボロボロ状態のスンユに世祖は「命乞いをし、詫びをして自分を王と認めるなら三人(スンユとセリョンとお腹の子供)の命を救おう」と提案しますが聞き入れません。スンユの子の妊娠を知って激怒した世祖によって部屋に閉じ込められていたセリョンは“虫の知らせ”で駆けつけて庇いますが、処刑が翌日に延びただけでした。
お腹の子供の為にも一時の恥だと割り切って命乞いをするようにセリョンにスンユを説得させようとする王妃とキョンヘ王女。二人の説得に号泣したセリョンを牢に連れて行きスンユに会わせます。翌日の処刑を待たなくても死にそうなスンユにセリョンは命乞いの説得などせずに思うがままにさせて、そしてスンユと一緒に自分も逝くとの決意を語るのでした。
チョ・ソクチュ以下妓楼の仲間たちはスンユとセリョンの墓に参り、一緒に死んだ二人があの世で幸せに暮らしているだろうことを願うのでした。
数年後、皮膚病が悪化しつつある世祖が温泉での湯治をするというので王妃も同行することに。内密で最小限の供の者と湯治場に向う途中で世祖は女の子と手を繋いで歩いているスンユに瓜二つな男を見かけました。男は目が見えないらしく、驚きの表情の世祖の乗った輿の直ぐ傍を通っても気付きませんでした。
実は、王妃がスンユは獄死しセリョンは自害したので一緒に埋葬したから静かに眠らせてやって下さい、と世祖に嘘の報告をして逃がしていたのでした。
自分に反抗的な言動ばかりだったとはいえ、娘の死の知らせにショックを受ける世祖。王妃の「せいせいしましたか?」との皮肉に涙していました。
穏やかに幸せそうに暮らしているセリョンとスンユ(と侍女数名)の姿を木の影から眺めた世祖は満足そうに微笑み、機転をきかせた王妃に感謝して安心したような表情をするのでした。
“情とは一体何かと世に問うてみた”
“私はこう答える”
“何のためらいもなく 生死を共にさせるもの それがまさに情だと”
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幸せそうに暮らしているスンユとセリョンと娘の姿が、妄想の中のトンマンとピダムに重なって泣けてしまいました。全てはスンユの「長髪」がいけないんだ!!! ピダムに重なって仕方が無い!!!(←逆ギレ)
さてさて、結末は見たけど残っている4話分も観ましょう。どうせ魯山君復位事件の死六臣の処刑とか、魯山君の流罪とか処刑(?)とかなんだろうけどーーー。モチベーション↓↓(チョ
それにしても、ヨムジョン(違)が死六臣(?)のイ・ゲ役をしてて、「ペク・ドンス」でも義に厚い役だったりで、“ヨムジョン”のイメージが強い私としては微妙…………です。
スヤン大君@世祖役のキム・ヨンチョルさん。「大王世宗」で太王バンウォン役をしてましたが、その時の衣裳を使い回してませんでしたかぁ?? 私室に居る時の衣裳が多彩でした! 王様が真鍮の酒器を使うなどと、他所で制作費を節約しているとは思えない衣裳の種類でした。
他の番組の朝鮮王朝の王様って、何時如何なる場面でも龍の刺繍の入った王様服しか着てなかったのですが「大王世宗」のバンウォンは私室では多彩な色や柄の服を着てたと記憶してます。きっと私の大勘違いなのですけど、何となく再利用したのかなぁ……なんて思ってしまいました。
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